ボードゲーム紹介ブログ

日々プレイしたボードゲームを紹介するブログです。

あなたは知らぬうちに操られている・・・!?『インサイダーゲーム』紹介

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◆プレイ人数

4~8人

◆プレイ時間

10分

◆ルールの難しさ

簡単!

 

『インサイダーゲーム』をプレイしてきました。

人狼系のゲームによくみられる、いわゆる「正体隠匿系」のゲームですね。

人狼は役職が多くて覚えるのに時間がかかったり、しょっぱなに殺されてしまうとその後なにもやることがなくなってしまったりといった欠点がありますが、

この『インサイダーゲーム』はGMもゲームに参加できる、騙しあいが不得意な人でも気軽にプレイができるといった特徴があります!

 ◆ルール説明

ルールは大きく分けて二つのフェーズに分かれます。

1、キーワード当てフェーズ

2、インサイダー当てフェーズ

です!

 

まず札をランダムに配り、GM、庶民、そしてインサイダーを決定します。

GMが名乗り出てからゲームスタート。

 

1、キーワード当てフェーズ

キーワード当てフェーズではまず、GMがカードを引き、キーワードを知ります。

その後GM含めた全員が目をつむり、インサイダーだけが目をあけてキーワードを知ります。

つまりGMとインサイダーのみがキーワードを知っている状態になりますね。

 

その後砂時計が落ちきる5分間で、プレイヤーはGMにYes/Noで答えることができる質問をすることができます。この質問によってキーワードが何かを絞り込み、誰かが「〇〇ですか?」とキーワードを当てることができればこのフェーズは終了です。(誰も当てることができなかった場合は全員敗北)

一昔前に流行ったアキネーターみたいですね!笑

普通にやると結構難しいんですが、なぜか大抵答えに行きつくことができます。

それもそのはず、庶民の中には予め答えを知っている「インサイダー」が紛れ込んでいるのですから!

 

2、インサイダー当てフェーズ

さてこのゲーム、キーワードを当てたあとが本番です。

キーワードを当てた時点から砂時計をひっくり返し、プレイヤーの中に潜んだ「インサイダー」は誰か?を当てる必要があります。

このフェースでは話し合いにGMも参加します。(GMもインサイダーが誰なのかわからない!)

あの時この人があんな質問をしていた!とか、あの状況であの言葉が出てくるのはちょっと不自然じゃない?などなど。

 

時間が来たら、まずキーワードをズバリ言い当てることができたプレイヤーが「インサイダー」か「インサイダーではない」かを多数決の投票によって決定します。そのプレイヤーがインサイダーで、投票結果でインサイダーが多数だった場合は庶民とGMの勝利です。もちろん「インサイダーではない」が多数派だった場合は庶民とGMの負け、インサイダーの一人勝ちです。

また、キーワードを当てた人物がインサイダーではない場合、もう一度投票をする機会が与えられます。GMとそのプレイヤーを除いた残りの人物から、インサイダーだと思う人を一斉に指さします。見事当てることができれば庶民とGMの勝利、当てられたらインサイダーの負けです。

 

◆プレイした感想

「もう一回!」が止まらない面白さ

 

こういう正体隠匿系って結構好き嫌いが分かれる印象があるんですが、このインサイダーゲームは嘘をつくのが苦手な人でもかなり気軽に楽しめるブラフゲームです。

なんせ質問をしているだけなので、巧妙に嘘をつく必要がないんですよね。(もちろんインサイダー当てフェーズで疑われたときに言い訳をする必要はありますが笑)

1プレイも10~15分程度と短めです。GMまでしっかり楽しめるところも◎!

何回もプレイしたくなる面白さがあります。

 

 

◆リプレイ(うろ覚え)

Aがゲームマスター、僕(庶民)とB・Cがプレイヤーです。

まずはキーワード当てフェーズ。Aに次々と質問を投げかけます。

B「それは生き物ですか?」

A「No」

僕「それはモノですか?」

A「Yes」

B「食べ物ですか?」

A「No」

C「人間より大きいですか?」

A「No」

C「手でつかめる大きさですか?」

A「Yes」

僕「使うものですか?」

A「Yes」

B「電気は使いますか?」

A「No」

 

(中略)

 

僕「書くものですか?」

A「Yes」

僕(えっ・・・これ結構近いのでは・・・???)

 

B「ペン?」

A「No」

C「インクは使う?」

A「No」

僕「鉛筆?」

A「No」

僕「あっ・・・クレヨン!!」

A「No」

僕「なにそれわからん!!」

B「結構近そうやけどな~~」

C「なんだろうなんだろう、、、四角い?」

A「ん~~~~・・・・No」

僕「ナニソレ・・・?手で持てて書ける四角くないインクを使わないもの・・・?」

 

時間が少なくなってくる

 

C「定規?」

A「No」

C「分度器?」

A「No」

C「小学校で使う?」

A「Yes」

僕(えーーー・・・何だろう・・・)

B「あっ・・・コンパス!!!」

A「正解!!」

僕「あ~~~~なるほど~~~~!!!!」

 

ここからインサイダー当てタイムです

僕「最初に核心に迫ったのって誰だっけ?」

B「バンプくんじゃない?」

僕「書くものですか?とは聞いたけどさ~~」

A「僕はCが怪しいと思うな~~後半結構しゃべってたし」

僕「確かに、小学校で使う?とかコンパスってこと知ってないと出てこなさそう」

C「いやあれはもっと柔軟に考えるべきだと思ってね??場所から特定しようと思って。それで当てたのはBちゃんだし」

B「あれは当てちゃったの!!!事故!!!」

A「インサイダーだったらもうちょっと引っ張りそうな気もするな」

A「うーん・・・やっぱりCが怪しい。だって書くものって言ってるのに分度器とか出てきてたし」

C「あれはほら、書く補助をするためのもの、っていう意味で」

僕「書くためのもの、か。あー、うーんまあ分かるけど…」

A「分度器とか出てきた時どう思ってた?」

僕「書くものじゃないじゃん、とは思ってたけどなぁ」

A「うーん、、、、バンプくん序盤結構しゃべってたんだよなぁ」

僕「書くものを当てられたのは正直運」

C「私はBちゃんかな」

僕「Bは結構ひらめき力があるとはいえそれを利用して隠れてる可能性もあるしな~」

A「いや分かんないな~~~~これ!!」

 

投票タイム

Bがインサイダーだと思う人は挙手!

AとCが挙手したが、Bはインサイダーではなかったため、

インサイダーであったCの勝利となりました。